
リチウムイオン蓄電池は電気用品安全法に定めるPSEマーク等の表示が必要となります。当社はこのPSEに関し当社の取り扱う電池パック(蓄電池)全てに対応しており、且つ実施しております。 |
PSE(電気用品安全法)以外にもCE・UL及びその他規格、又環境面ではREACH規格にも充分対応しております。 |
三井住友海上火災(株)のPL保険に入っておりPL責任を充足しております。 |
航空機によるリチウムイオン電池パックの輸送に関してはIATA DGR PI 965-970を満しております。 |
当社はお客様からのご要求スペック及びアプリケーションに合わせた最適で高品質なBMS及び保護回路を独自で設計し電池パックに使用する事によってお客様から絶大なる信頼を得ております。特に多CELL(複数CELL使い)対応のアプリケーションに対して当社の技術が生かされます。
リチウムイオン二次電池の安全対策
リチウムイオン二次電池は小型化や軽量化が可能なことやエネルギー密度が高く高容量であることなど、他の二次電池と比べても製品への利用でのメリットが高いことなどから様々な分野で利用されています。その内容からも安全性が高いとも言われていますが、実際発熱や発火の事故が起こっていることも事実です。
リチウムイオン二次電池の安全性
リチウムイオン二次電池は開発の過程で元々は負極材料として金属リチウムが用いられていました。しかし、この金属リチウムは化学反応を起こしやすく発火事故が多発し、なかなか一般に普及するまでにはなりませんでした。
リチウムイオン二次電池のデメリット
リチウムイオン二次電池は他の二次電池と比べるとエネルギー密度が高いため、本来危険性が高い二次電池と言えます。リチウムイオン二次電池は電解液に有機溶媒を使用しているため、高温で発火する危険性があり、過充電や過放電でも発熱の恐れがあります。
リチウムイオン二次電池のメリット
二次電池にはニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などの種類がありますが、そんな中でもリチウムイオン電池は特に注目されています。リチウムイオン二次電池のメリットは、まずエネルギー密度が高いことです。
リチウムイオン二次電池の正極/負極材料
電池は正極、負極と電解質からできています。リチウムイオン二次電池の場合、正極の材料はリチウム系金属とその他の金属を合成したものです。このリチウム系合金としてコバルトが使われていますが、コバルトは希少金属であり、リチウムイオン二次電池の生産コストの約7割を占めるとされています。