コラム

新たなる利用方法

私たちの記憶にも大きく残っていると思われますが、2011年3月11日に発生した東日本大震災です。
この地震によって起こった原子力発電所の事故は大きな影響があります。人的や環境的な点もそうですが、電力不足が問題になっています。これを期に家庭や企業などの電気の使い方、節電意識、停電時に備え自分たちの使用する電力を確保しようとする「蓄電しよう」という動きが大きく出てきたと思います。
ガスなどはライフラインがしっかり出来てからではないと危険性が高いのですぐに使用することができません。生活をすぐに立て直そうとした時に必要なエネルギーがすぐに使用できるかどうかが重要視されます。
我々の生活には電力が重要で、安定した供給が安心することにもつながっていると思います。このような背景より家庭や企業で最も注目をされているのが畜電池です。
畜電池のメリットは充電することによって電気エネルギーを蓄えておくことができ、必要なときに電気エネルギーを取り出し使用することが出来ます。また使用した後は再び充電をすれば同じように使うことができるので緊急時などに備えて置くことが出来ます。
従前は小型で小電力と思われていた蓄電池も大型化されてきており十分に実用できるようになってきています。家庭用蓄電池も大きく普及されてきているのが実状です。これはもしもの時の家庭用の畜電池として使用することはもちろん、そういった用途だけではなく電力価格の安い深夜の時間帯に畜電池に電気エネルギーを溜めておき電力価格の高い日中にそれを使うことによって電気料金を抑える事ができる。といったように生活の一部でどんどん使用して行こうと動きがでてきています。
また畜電池の容量や形状などのレベルが上がったことにより、電気自動車にも多く使用され普及されてきています。CO2の排出がないため地球にも優しくなっているだけではなく、音も静かになっているので騒音問題にも絡んできています。

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