コラム

二次電池とは何?

二次電池とは?
簡単に言うと、充電を行うことで電気を蓄えその蓄えた電気を必要な時に使用する。そしてそれが繰り返し出来る物を言います。
種類も様々で鉛蓄電池、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウム二次電池、リチウムイオン電池、リチウムイオン電池の過充電特性の悪さを改良したリチウムイオンポリマー二次電池があります。これらによって私たちの暮らしは近年どんどん変わってきています。
鉛蓄電池は長い歴史のある電池で自動車のバッテリーとして多くが使われています。
ニカド電池はニッケル・カドミウム電池を略しており、大電流を放電・充電できることや使用温度範囲が広いことなどからパワーが必要でタフな用途として電動工具に多くが用いられています。
ニッケル水素電池は筒型充電式の電池の代表で「エネループ(eneloop)」と言えばわかる方も多いと思われます。ゲームのリモコンやおもちゃ等に良く使用されている家庭も多いと思います。
リチウムイオン電池は二次電池の主流になりつつある電池で携帯電話やパソコン、デジタルカメラ等の電池パックが身近でしょう。このリチウムイオン電池の改良が重要で、今ではこのバッテリーの持ちが商品の優劣を左右するようになってきております。この改良がさらに二次電池の需要を大きく広げていっていると思います。
また家庭用の蓄電池として二次電池が注目を浴びています。やはり2011年3月11日に発生した東日本大地震が大きなきっかけとなったと思われますが、個人でエネルギーを蓄えておくことも必要な時代になってきていると思われます。
二次電池の特性であるこの繰り返し充電ができ必要時に使用できるといった画期的なシステムがエネルギーの供給自体にも大きな変化を与えています。分かりやすい例で言えば自動車がそうです。ガソリンと電気の両方を使用するハイブリッド車、更にはガソリンを使用せず電気のみで走行できる電気自動車。地球温暖化といった環境の点からもCO2の排出がない電気自動車が普及されつつあります。これでまた二次電池は大きく進化をしていくとでしょう。

東京都台東区上野三丁目15-7 寿ビル

TEL 03-3835-4178 FAX 03-3835-4177